中学生のときからの友達の話

中学生のときからの友達がいる。

13歳からの仲だから、もう15年以上の仲になる。

 

 

 

その友達に対しては、行動力や明るさに尊敬の気持ちを抱いていた。

すごく好きで、わたしも彼女も異性が好きだからそうなることはないけど、何かきっかけがあったら付き合っちゃってもいいかも、と大学生の頃に思ったことがある。

他の友達にはそういう感情は抱いたことはない。

だからきっと、他の友達とはちょっと違う特別な好きだった。

 

 

 

なんだけどここ数年、その友達と連絡を取るとゲンナリすることが多い。

一つ一つはちょっとしたことなのだけど、たとえば会おうって言われたからこちらからいつがいいかな?あなたは休日シフト制だっけ?とかって質問をしているのに、ラインの返信を通知が残らないタイプのスタンプだけ、とか。

もう1人の友達も含めて会う約束をしているときに、2人は中学生のころからの地元に住んでいて、わたしは離れて住んでいるのに、「連絡来てから準備すればすぐ行けるから、直前に時間決めればいいよ!」とか自分の都合しか考えてないことを言うとか。

その他そういうちょっとしたことがいくつも。

 

 

 

たぶん彼女は昔から変わってないんだろう。

というか、変わらなさすぎるんだろう。

中学生のときと同じノリで友達に会おうと思っているだけ。

 

だけど今わたしたちは大人で、住んでる場所も時間の使い方もそれぞれ変わってしまったから、中学生のときと同じノリで「今から遊ぼう!」って会うことは難しい。

今のわたしは、人と連絡を取るなら相手が仲の良い友達だったとしても、気遣いとか相手の立場に立って考えることが必要だと思うし、そうしたいし、そうされたい。

 

だから、その友達のことは今でも好きだけど、連絡をとっていると「なんだかなあ」という気持ちになってしまう。

 

本人にそのつもりはきっとないんだろうけど、わたしの状況をあまりにも考えていない=蔑ろにされている、と感じてしまう。

 

縁を切りたいとか距離を取りたいとか、そういうことは思わないけれど、ちょっと嫌だな、でも彼女のことを変えようとするのも無謀だし出過ぎた真似だよな、とか、思っている。

 

なんだかうまくまとめられないし言語化もできないけれど、そういうことを感じている。