昨日の夜はなんだかわからないけれどもどかしい気持ちでした。
それを無理やり言葉にするなら、タイトルの通りに、「もっと本を読みたい。もっとブログを書きたい。もっと人と関わりたい」になるような気がしています。
今読んでいる途中の本は「書店員は見た!」という本。
書店員は見た! 本屋さんで起こる小さなドラマ Amazonで見る
お話好きの本屋さんが本屋にやってくるお客さんや、ときには全然関係ない場所で偶然知り合った人におすすめの本を紹介したり、ちょっとしたコミュニケーションを取ったりする話をまとめたエッセイです。
それを読んでいて、純粋に楽しい気持ちもあるのだけど、羨ましい......!!という気持ちもある。
本をたくさん読んでいることも素敵なんだけど、小さな出会いを楽しい出来事に変えられるところが羨ましい。
わたしがなりたかったけど諦めた職業は保育士さんなんだけど、書店員さんもかなり魅力的。
どちらにせよ躁鬱病の影響で安定して出勤できないので難しいのだけど。
大学生の頃に洋服屋さんでバイトしたこともあったのだけど、お客さんとのコミュニケーションは短い時間だしちょっとしたことだけど楽しい時間も多かった。(大変なことももちろんあったけど)
友達とか家族とかじゃない、知り合いですらない、全然関係ない人とのコミュニケーションって結構好き。
好きなんだけど、専業主婦をしている今はなかなかそういう機会はない。
せいぜい困っている人がいたときにちょっと声かけるとか、そのくらい。
本を読みたいという欲求は、ただ本を読みたいとか何かを知りたいとかいうことじゃなくて、本を読んで誰かと話したいんだと思う。
ブログを書きたいという欲求も、書いた文章を誰かに読んでもらってスターをもらったりコメントをもらったりすることも含めての欲求だと思う。
趣味でイラストを描いているけど、それだって絵を描くことそれ自体ももちろん好きだけど、誰かに見せたくて描いている節がある。
聞こえのいい言葉を言えば、共感とかコミュニケーションが欲しいんだと思う。
わたしが主に描いているのは既存の漫画やゲームのキャラクターだから、見た人に「このキャラクター、わたしも好きなんだ!」って共感して欲しい。できたら推しトークを一緒にしたい。
承認欲求もあるにはあるけど、わたしの全部の根っこの部分はコミュニケーション欲求だと思う。
一方、ただコミュニケーションを取るというのは結構苦手。
オタクなので好きな作品の話や好きなキャラクターの話、創作活動にまつわる話なんかはできるんだけど、あたりさわりのない雑談が本当に苦手。
だから本を読みたいしブログを書きたいしイラストを描きたいんだな。
でも結局一番求めていることはコミュニケーションであって、読書もブログもイラストもそれ自体は孤独な作業なので、やっている間は目的は果たされないのかもな、とか、そんなことを思った。