専門学校への憧れ

専門学校に憧れがある。

 

中学生の頃から絵を描くのはそこそこ好きだったけど、美術系の進路に進むことは全く考えたことがなかった。

要領が良かったので、中学のときは同じ学年の中で常に上から5位以内には入るだろうっていう成績だったし、家族や親戚が比較的学歴にうるさかったので、当然のごとくわたしは「頭の良い学校」に行くのだろう、と思っていた。

実際、かなり偏差値が高い方の進学校に受かって通うことになった。

 

だけど進学校はわたしには向いていなかった。

そもそも要領が良くて中学までの勉強でつまづかなかっただけで、勉強が好きなわけでは全くなかったから。

 

 

 

中学のとき、高校のときはちょくちょく絵を描いていて、大学生になるころに一度離れた。

社会人になって、友達のおすすめで気になったのでiPadを買って、それからまた少しずつイラストを描くようになった。

あるとき仕事でメンタルをやられて休職、のちに無職になったのだけど、体調はどん底だけど時間はあったのでせめて何かできることをしようと絵を描く時間がちょっと増えた。

今は体調もある程度落ち着いてきて、コンスタントに絵を描いている。

 

そうなると絵が上手くなりたいって思う。

わたしの高校生活が全て無駄だったとは思わないけれど、最初から自分の「好き」や「やりたい」で進路を選べてたら今頃どうなっていたんだろうと思ったりもする。

きっと当時のわたしには「やりたい」ことなんてわからなかっただろうけど。

 

 

 

今、独学で絵を練習しているけれど、専門学校に行くことに惹かれる。憧れる。

これは満たされなかった青春への未練なのか、今の合理的な判断なのかわからないけれど。

専門学校みたいに週5で勉強するのは、躁鬱病の影響で睡眠が不安定なので無理なんだけど、週末講座とかなら受けれないかな、とか。

 

そう思っていくつか調べてみて、良さげな講座は見つかったのだけど、いまいちわたしの家からは通いづらいんだよね。

オンライン講座とかなら通う距離とか気にせずに受けれるんだけど、こう、一方向的な講座ではなくてフィードバックがほしいんだよな。

それにそうでなくてもできたらその場所に通って受けたい。

一緒に学ぶ仲間とコミュニケーションが取りたい。

 

そんなことを考えています。